4 ポルヴォー
2016年 11月 27日
三日目は、バスに乗って郊外の街 ポルヴォーへ。
カンピのバスターミナルから、バスで小一時間。
時刻表を見たらあと5分で出発!
大急ぎで窓口へ行くも「あかん、あかん。違う、違う。」て。
なんでや。。。。
バスチケット窓口は、日本の銀行のように
整理券をもらわないと受け付けてもらえない仕組みらしい・・・・
あと五分やねんけど・・・
幸い、整理番号は次!
よかったぁ~~~
街に到着したら、
見知らぬお兄ちゃんが、これ便利だよって地図をくれた。
まずは街のシンボルの教会へ。
残念ながら もらった地図ではどこかわからず・・・・
通りがかったおじさんに聞いて
雑貨屋さん、骨董屋さん、古着屋さん、おもちゃ屋さん・・・・
どのお店も、風景も
道も木も花も風も空も石畳も。。。。
教会到着。
妙な格好の青年たち
「ここらではちょいと有名なホッケー選手なんだぜ!」
「写真撮りたかったら5ユーロでどうだい」
「5ユーロ?高っ!いらんいらん」
「うそだぴょん!」と記念撮影と握手。
ほんとは何をする人達かは不明。
すると、さっき教会までの道を教えてくれたおじさんが
「ごめんごめん、今日は撮影で中に入れないのを
今知って こりゃいかんと追いかけてきた!」
胸を押さえて、本当に申し訳なさそう。。
しかもお詫びにってチョコレートまで・・・・
ちょっとお酒臭かったけどなんて優しい。
いえいえ、こちらこそ恐縮です。
しかし。。。さぶい・・・・休憩しよか。
「カフェハニー」
看板に偽りあり。
プレッツェルないし・・・・
詩人ルーネベリが愛したタルトが有名なお店だったようで
そのタルトを注文。
タルトは頭痛がするほど甘かった。
横のテーブルは街の老人会かなぁ?
同窓会かなぁ?。
三々五々集まってくる定年後の年代の男女混ぜ混ぜ。
穏やかににぎやかに楽しそう。
この街の一番の風景。
倉庫群を見に行くべ。
こっちかなぁ?あっちかなぁ?
なんとまぁ・・・・
冬は凍るらしいから、ほとんど流れてないんかな。
アート作品らしい。
このどぉ~~~~とした色合いの中に
marimekkoの傘・・・・鮮やか!
この国でmarimekkoが生まれて
好まれるのがわかったような気がした。
この傘のご婦人のとこに、
なんかの集まりが終わって出てきた
同じような年ごろのご婦人たちが駆け寄り。
「待ってたんよ」
「いやちょっと遅れてしもて、久しぶりやしなぁ。。。行きにくかってん」
「そんなん気にせんときたらよかったのに、さむかったんちゃう?」
「○○さんも待ってはったんよ。でもよかったわぁ~~元気そうで」
って感じの会話をしてはるんやろなと想像する。
ゆっくりとした贅沢な時間。
そろそろヘルシンキの街に帰りましょ!
by marimorimaruco
| 2016-11-27 23:50
| tabi